Today’s coffee story

Today’s coffee

「AGROTAKESI  CATUAI/BOLIVIA」のお話し

[アグロタケシ カトウアイ] 生産国は、ボリビア。今回は、[Catuai種]
豆の感じは、わりと大粒でふっくら。
まず、農園の名「タケシ」が日本人的な聞き馴染みのある言葉に愛着が湧きこの豆を選んで頂くことも多い。
しかし、日本とは全く関係がないようです。
タケシ」は、現地の言葉で「人々を目覚めさせる」という意味があるらしい。
標高5,820mのムルラタ山からタケシ渓谷へと続くインカ時代から残る小道の名前が由来となっているそうです。
何か地元に昔話しが残っているのかもしれませんが、さぞかし、険しい渓谷であったのだろうと想像してしまう。
そして、この農園の特徴は、世界で最も標高が高い位置に存在すること。
標高2,000〜2,100m。
タケシ川を見下ろす渓谷の急斜面で栽培されている。 
標高が高いとなぜ美味しい豆なの?
標高が高いと気温が低い→青実から赤実に熟すのに時間がかかる。
その時間が風味と甘さを豊かにしてくれる。
しかし、標高が高すぎると朝晩の気温が低くなりすぎて霜でコーヒーの木がうまく育たないこともあるという。
コーヒーの実が果実だと改めて感じることができるコーヒーの一つです。

今日も、農園で働く人々、焙煎屋さん、などなど多くの出会い、このコーヒーを飲めることに感謝。