紙のはなし

ノートの中紙

試し書きは、ノート選びにはとっても重要。
当店では全ての紙の試し書きが可能です。それぞれ個性ある紙をご用意しています。手触りや色味も異なりますが、筆記具や書く内容等によっても変わってきます。何を書くか決まってなくてもこんな風に使いたいという漠然としたイメージでも大丈夫です。
※紙は、すべて日本製です。 

■ OK fools paper【OKフールス】


レイド(漉き目)、ウォーターマーク2種入。 Maker : 日本製紙(元、王子製紙)、1冊あたりのページ数は、60枚(120ページ)。
万年筆では、滑らかな書き味、インクの吸収性が良い。鉛筆や水性ペンも同様にとても相性が良いです。ストーリーのある紙。英国人作家コナン・ドイルが19世紀に発表した推理小説「シャーロックホームズシリーズ」の中でもイギリスの「フールスキャップ」という紙がしばしば登場。これがフールス紙のルーツと言われています。「フールスキャップ」とは道化師帽の意味。この紙に道化師帽の透かしが入っていたそう。イギリスから日本に明治時代に輸入され筆記適性に優れ滑らかな書き心地、インクの吸収性に驚き、このような紙を国内で作ろうということで「OKフールス」が誕生しました。現在は、「OK」マークと横向きのフールス(道化師?)のウォーターマーク(※写真)が入っています。
万年筆◎鉛筆◎ボールペン◎

■ Bank Paper【バンクペーパー】

白色、ウォータマーク入り。 Maker : 三菱製紙、1冊あたりのページ数は、60枚(120ページ)。

もともと銀行の帳簿用紙等のために作られた専門用紙です。銀行は仕事柄、重要な情報を書き記すことが多いので特に保存性、耐久性を重視して作られました。厚みやハリがしっかりしています。表面は、滑らかですがペンを走らせると繊維の素材感も心地良く感じられます。「THEREE DIAMONDS」のウォーターマークが入っています。
万年筆◎鉛筆◎ボールペン◎

■ Tomoe river【トモエリバー】

白色  Maker : 巴川製紙(静岡県)、1冊あたりのページ数は、100枚(200ページ)。

辞書用紙の筆記版。薄くて軽い。ですが、何度めくっても破れない丈夫な紙。万年筆、水性ボールペン、鉛筆と相性が良く筆滑りはスルスルと。とても薄い紙ですが、油性太ペン以外は裏抜けしにくい。持ち運びに軽くて便利。

■ Monte lukia 【モンテ・ルキア】

 

白色92%  Maker : 日本製紙(石巻工場)、1冊あたりのページ数は、50枚(100ページ)。

紙の中に空気を多く含む(低密度)為、同じ重量の紙より厚みがあります。その為、書き味もソフトで疲れにくい。白色度92%インクや鉛筆の発色が良い。文字だけでなく着彩、スケッチにもおすすめ。日本製紙の石巻工場で作られて東日本大震災復興支援商品になっていました。
万年筆◎鉛筆◎ボールペン◎(フリクション○)水彩◎

☆NEW PAPER

■ 竹紙100【たけがみ100】

国産の竹100%で作られた紙です。将来、残したい紙の一つです。
Maker:中越パルプ工業

昔から「竹」は、人々の暮らしの中で活用されとても身近な存在でした。(例えば、竹箒【たけぼうき】、竹籠【たけかご】、竹垣【たけがき】、竹竿【たけざお】、竹蜻蛉【たけとんぼ】等々。)現代、文明が発達し「竹」にかわる素材(プラスチック等)が出現した為「竹」の使用が激減したのです。そのせいで、今まで栽培されてきた竹林が放置されるようになり様々な問題を引き起こすようになったのです。(放置竹林が生態系を崩す、土砂崩れ、竹林業者の減少等。)そのような環境的・社会的課題解決の糸口として「竹」を継続的に使用し地域経済に循環できないかと考え、取り組まれ、誕生した紙なのです。
「紙質」竹の繊維は、木材パルプより長く楮【こうぞ:和紙の原料】より短いので「強くてしなやか」です。
鉛筆◎表面の凹凸で良い発色に。万年筆、毛筆◎インク(墨)の吸収性に優れにじみなし。(インクの種類によっては少しあるのでお試しください。)
力を抜いてサラサラ書くのもオススメです☆)